VEMAC RD180

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VEMAC RD180



清水先生のところに打ち合わせに行ったら、 たまたま、別の件で東京R&Dの小野社長が 先生のところに来ていた。 そういえば小野さん、 スポーツカー 作ったっていうじゃないですか。 しかも、今日「乗ってきてる」って! ということで、見せてもらいました。

2003-6-26

まだ6台しか生産していなくて販売未定というRD180。この白いのが 試乗や実用評価に使っているという小野社長のクルマ。 都内の打ち合わせなどはコレを使っているというので、距離は 結構走っていた。 VEMAC という名前は GT選手権では 昨年からおなじみですが、RD180はその市販バージョンで ホンダの旧インテグラタイプR(DC2)のB18Cを積むスポーツカー。
後ろから見るとこんな感じ。 外装は、「ロータスエリーゼ?」とか「どこかでみた感じが組み合わさってる?」 といわれますけど、実物見るとそんな写真から受ける印象と違って、 「かっちょいー」の一言。
「箱根じゃ負けない」とか、「スポーツカーなのに視界が良好で見切りもいい」... などなど、小野社長が自画自賛でほれ込むクルマ。 小野さんがただのクルマ少年に戻ってました。 クルマ少年の憧れのスポーツカーを自分で作っちゃったってことですね。 やっぱ、クルマ作りはそうでなきゃ。
大西くん乗せてもらう。
内装は黒い樹脂系(カーボンシート含む)に赤の革の組み合わせ。 エッチな感じですな。 位置付けとしては、高価な趣味性の高いクルマですから、 ナビやETCなどは「当然の装備」。 ドアを開けるときには、窓がちょっと下がってから開くという、 これまたマニア向けの仕様です。
シフトレバーが運転席の右側(ドア側)にあるという、レーシングカー の仕様に沿った配置で、そこにR&Dの独自性があります。 乗り込めばレーシングカーの世界。剛性の高いペダルの取り付け部 はレーシングカーそのもの。 ただし、乗り降りを「エレガント」に行うには並々ならぬ柔軟性の強化と トレーニングを要することに違いありません。 単なる自己満足ですが、それがこのクルマを持つ喜びのひとつになるといえば、 その通り。腹背筋を鍛えましょう。
クルマ少年がスポーツカーの形に惚れるのは、このリアフェンダーのライン じゃないかと思うんです。 直線基調で恰好いいクルマもありますが、そういうのは男性的。 でも、このお尻は女性的なラインですよね。 乗れば「激しい」のに、形は空気を撫でるように「優しい」。 これが本能を刺激するのだと。 まぁ、恰好良ければ、どっちだって構わないんですがね。

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HTML by Shiro Matsugara