EV Festival 2001

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EV フェスティバル

18th November 2001

今年の研究室の新車はパルサーGTI-Rのインホイールリア2駆化。
鈴鹿は日程的に諦めて、デビューはEVフェスティバルに設定。 KAZになる前のMULEプロトタイプに搭載していたインホイールモーター を二個使ってのEVコンバージョンです。 東大の新三月号は同じモーターでもフロントオンボード2駆だから、 「オリジナル」度は意地で維持している。 フロントにエンジン残して おけば、なんとハイブリッドで「300馬力達成!!」というのは どうかなと思っていたが、まぁ普通にエンジンは降ろしてた。
で、フライスで何を削っているかというと、インホイールモーターを 上下から支えるアダプター。 ちゃんと計算した上で、十二分に強度の持つ、鉄製です。 フライスですから、位置出せば勝手に削ってくれますが、 削り込むのが一回往復してもわずかなので、なんとも時間がかかる作業。
で、そんな脇で何やってるのかと思えば、「振動アレルギー」なアリちゃんの 「名物・アリチューン」。 ゴム板挟んでました。
エンジンは振動するモンだってば! それもスカイラインじゃねぇ。 やなら、電気自動車でも乗りやがれ!
と、彼には言っている。
とまぁ、こんな風景で世は更けていくのです。 「EVは夜作られる」というのは、電極二号のころから変わりません。
切削用の油が、シャパシャパで、ドロドロで、 大変。
EVフェスティバル当日。
今年はJARIのコースが借りられなかったため、大磯ロングビーチの 駐車場でのジムカーナ開催です。 筑波によく行っていた時は、別に茨城行くのに抵抗なかったですが、 神奈川来てくれるなら、それはそれで近くて便利です。 研究室もマーチとパルサーのエントリーですが、ローダー一台での ピストン輸送で済みます。
舘内(尊師)のご挨拶。
研究室に舘内さんの出ている昔のビデオが転がっていたのですが、 エンジンの解説してるのですけど、うーんやっぱり若かった。 でも、声は変わらないんですね。
ERK(カート)部門の車たち。
カートは楽しい乗り物です。 My電気カートは、電池はいないし、取材のオジさん乗っけて上げたら土手下って 電池フレーム折れたし、今はコントローラを小型8輪に養子に行っているので 動きませんけど、カートはとりあえず楽しい。 電気だからというより、カートは内燃機でも、それはまた楽しいのだろうけど、 電気のほうが音がしないから気楽に遊べますよ。
パルサーの状況は、こんな状況。
モーターはどうにかホイールに収まってはいるがグラグラなのと、12V系がつなぐと ショートするのでうまくないのと、ペアのコントローラ載せなかったのでそれも うまくいかない。 片輪はジャッキアップでは回るけど、うまく走らない。そんな状況。
それは私にも責任があって、インホイールモーターはどれも同じ設計だよ と言っていたので、右用モーター二個つけちゃっていたみたいなのです。
マーチはというと、余裕の飯タイム。
OBも一緒に飯タイム。
これはミゼット2のコンバージョン。
なんでこんなもの撮ったのかというと、 RCOJの 水落さんも出場していて、久しぶりに会ったのですけど、 このミゼ2はロードスターのリアの足回りを使って デフ直結のコンバートをしているとのこと。 ロードスターもこういうところでも活躍しているのです。 確かにホイールまでNA6純正だわ。
前から見れば、こんな感じ。 普通のミゼ2コンバートです。 ミゼ2は安いですし、EVクラブのキットがあるので、 コンバートベースにはもってこいですね。
駆動系を覗くと、こんな様子。
おなじみのアドバンスドDC社モーターがいらっしゃいます。

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