EV Conversion 98

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98 EV製作


その8

98-7-30 VDモデリング・測定

景山先生のグループとの研究でルシオールの測定をつくばの 機械技術研究所で行うので、私たちのグループからも参加しています。 朝にローダーに載せて車を運びます。 同じ筑波でも機械研の周回路までは遠いのです。
測定機器のセッティングを行っています。
測定機器各種です。 基本的にはヨー、ロール、ピッチの3軸のジャイロで速度と加速度を検出して データロガーに送るという形です。
突起乗り越えの試験です。
この試験でクルマのバネ上バネ下の固有振動数を計測します。
突起は私たちが作ったのですが、5センチを乗り越える単純なスロープです。
最小回転半径を測定しています。
車が曲がる外側の前と内側のリアホイールセンターから水を垂らして、 ゆっくり車を走らせて円を描き、その半径を測ります。
測定中です
早く測らないと、水が蒸発して円が分からなくなってしまいます。 実際には、右回りと左回りではステアリングラックなどの関係で 曲がれる円の大きさが違います。 回転半径はトレッド対ホイールベースで決まりますから、トレッドの狭い ルシオールには少し厳しい試験項目です。
定常円旋回試験です。
アンダーステア・オーバーステア特性の計測が目的です。
定常円を回っては、戻ってデーターを外のラップトップに吸い出します。 その繰り返し。
ドライバーは景山先生です。
最後に、車重測定です。
前後と左右で別に測定します。
一人だけツナギ姿の人は、ツナギで縛られてしまいました。

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