一通り作業が終わって、どう変わったか同じAE86を並べて比べっこ。
印象は、電気になると、とにかくボンネットの中はスカスカ。 ほかのEVではコントローラもボンネット内に収めることが多いですが、 この車はコントローラが車室内なので、低い位置にモーターがあるだけ。 これこそ理想の低重心! |
|
こちらが、通称「86小僧」君のレビン。 かなり、手間もお金も「根性」もかけてチューンをしてあります。 |
|
そして、こちらが電気のトレノ。 ブレーキブースタ用の負圧ポンプもついてます。 スロットルは、もともとエンジンで使っていたスロットルセンサーを 流用して、タワーバーに吊り下げてあります。 |
|
ずいぶん変わってしまった。 | |
駆動輪をジャッキアップしてテストです。 緊張の瞬間です。 しかし、何かがおかしい。 スロットルを戻すと、逆にフルスロットルになってしまうのです。 つなぎ方がまずいのか...何が原因なのか分からない。 |
|
うれしいことに、モーターは回るのだけど、回りすぎ。 スロットル開けた分だけ回ってくれればいいのだけど、戻した瞬間に 唸り声をあげてフル回転。 | |
フルスロットルでタイヤを空転させる時の音は、それは恐ろしい音。 「このまま鈴鹿には間に合わないのか?」という悪い予感が皆の頭をよぎる。 全く原因不明で手に負えないため、丁度会議で来る予定のあったモーターメーカー の人に来てみてもらうことになりました。 | |
そんなことをしている間に、どうもモーターから変な音がする。 低負荷で何回もフル回転してしまったから、もしかして壊してしまったのか... という悪い予感がまたも頭をよぎる。 | |
暗くなってから、またモーターを降ろして音の原因を探る。
原因は、モーターの軸取りつけていたカラーでした。 クラッチの力で、「パワーロック」がずれないように予防的な処置で 取りつけていた部品なので、取り外してこちらは問題解決。 しかし、フル回転の問題があって不安な夜には違いない。 |
|
HTML by Shiro Matsugara