FISCO Fuji Jamboree '97

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富士ジャンボリー

クラシックカー&EVレース



関東のEVレースで、スプリントとなればこの富士ジャンボリーしか ありません。基本的には、旧車好きの集まりで古いクルマが たくさんきてサーキットを走っちゃおうというものですが、 EVのレースも行われます。
いつものフレッシュマンレースのごとく、車検場へ持っていったら 車検員の人もポカンとした顔。 「ハチロクはまだクラシックじゃないよな」というのはごもっともなこと。 EVの車検は、出張車検で行われるということらしい。 そんなこと、どこかに書いてあったか?
車検は無事終了。
というか、車検する人もEVの参加者ほどEVについて知っているわけでは ないので、まぁ、ヘルメットや消火器など通常の装備があることを 確認して、はい終わり。 非常に簡単な車検でした。
グリッドについて、記念撮影。
後ろにはEVカートもいて、F3000ベースのZERO-1などと一緒に混走するの ですから、踏み付けられてしまうのではないかと思うくらい 危険なレースです。
グリッドにつけて、ピット要員は下がります。 今回はじめてお目見えしたカプチーノのEVも登場しました。
予選なしで、参考タイムから順番を決めてのスタートです。 先頭はZERO-1などオープンクラスから、ハチロクのようなストック、 最後はカートです。
スタート直後、バギーのような超軽量なEVに抜かれていきます。 このクルマ、スタートダッシュはすごいのですが、電池が足らなくて 1周ぐらい走ったら止まっていたらしいです。 FJとハチロク、それにバギーが一緒に走るなんて、EVならではですね。
1コーナーへ消えていくEVたち。
今度こそは、鈴鹿の悪夢が起らないよう、きちんと端子を締め付けて おきました。
バラバラなクルマたちですから、バラバラに帰ってきます。 いつものFISCOの感じと違って音がないですから、レースなのか なにやっているのかよく分からない人も多いのではないでしょうか。 また、この日は旧車ばかりですから、音もデカイのです。
FISCOの長いストレートを走るEV86。
「見せる走り」をするため、裏の方からドリフトの音が...
電池がもつかギリギリのところでしたから、最後は何度も止まりながら のゴール。 オフィシャルは、「早くやめろよ」の目を向けていた ようですが、それにも負けずに根性のチェッカーでした。
走り慣れたFISCOを走り終えた図。
でも、電池がないので皆で押さないとピットへ戻れません。

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HTML by Shiro Matsugara