EV Conversion 98

English page

98 EV製作


その3

98-7-24 塗装剥がし、溶接、パテ盛り、コントローラ下ろし

フレームには錆びもあり、塗り直すのでまず塗装剥がしをします。 グラインダーにペーパーサンダーの刃をつけて塗膜を剥がします。 荒めの刃をつけているので、うまくやらないとパイプを 傷付けてしまいます。 角パイプは楽なのですが、丸パイは非常にむずかしいです。
先生がSFCのオープンキャンパスで説明するのに写真が要る というので、「みんなで作業をしている図」というのを 演出してみました。 実際作業は分業されるので、全員がいっしょにというのは ありえないんですけどね。
フレームとバッテリーのフレームをつなぐ溶接は プロにお願いしてつけてもらいました。 フレームを持ち上げながら溶接しなければならないので、光をみないように 皆が後ろ向いてます。 こう見るとおかしいですね。
カウルのパテ盛り&磨きです。
根気のいる作業ですが、しっかりやればきれいになるので やり甲斐はあります。厚盛り、薄盛り、グラスファイバー入り など各種のパテを駆使して補修します。 これができるようになれば、自分のクルマも多少ぶつけても 自分で直せます。
粗大ごみ仕様のEV86が、まさに山に捨ててある 不法投棄の自動車状態になってます。 荷物を置いておくところがあまりないので、 結局EV86の車内に詰め込むと、こんな風になってしまうのです。
ルシオールのコントローラ外しです。
プロトタイプだけあって、この車に「整備性」という言葉 はありません。 コントローラは上下左右がフレームに囲まれているのに加えて、 コントローラの冷却ファンが出っ張っていたりして、 一筋縄では下ろせません。 気合いと根性で、冷却ファンを外し、ケースの上蓋も外して サイズを小さくしたうえで、どうにか下ろせました。

Back Next UP

HTML by Shiro Matsugara